今週のコラム(第28回) 12月16日
バンドと音楽教育 仙田 航
バンド活動で私自身が実感し,生徒にも実感してほしいことが2つあります。1つ目が「音楽を通した仲間との絆」です。例えば,合唱コンクールのための練習では,私が生徒の歌を聴いてアドバイスをすれば曲の精度は高まりますが,生徒の絆を深めるという点では成長しません。生徒が互いに聴きあって,思ったことや改善点を言い合う場面を作らなければなりません。仲間との絆を実感できるような授業をつくっていかなければならないと感じました。

2つ目は「上達することの喜び」です。「上達することの喜び」を感じないまま音楽を嫌いになってしまう中学生はたくさんいるのではないかと思います。私の使命は,生徒にこの喜びを感じてもらうために,様々な工夫をすることだと改めてわかりました。昨年度のやり方で授業を繰り返すことは簡単ですが,この喜びを味わってもらうために,常に研究をして授業を展開していきたいと思います。
最後に,このようなご時世で,音楽がいかに人に幸福をもたらすのかを感じています。これからも一人の演奏者として一人でも多くの人を感動させたいと思います。
(2021.12.16) 全文はこちらをご覧ください
小栁先生のコラムについて 加賀谷 孝
今週は、仙田航先生が『バンドと音楽教育』をテーマに掲載しました。昨年、音楽バンドでドラムを担当し忙しい中練習会に参加しました。 バンド活動を日々の授業に活かせるのではないかと考え、バンド活動での自分自身の立ち位置や仲間との話し合いを経験し、学習指導要領が示している「主体的・対話的で深い学び」について考えました。
「音楽活動を通した仲間との絆」を深めるには、どのような授業や音楽活動を展開すればよいのかと考え、合唱では、教師が技術的なアドバイスを生徒にするだけでは、合唱としての精度が高まるが仲間との絆は深まりにくく、生徒が互いに聴きあい、改善点を話し合う場面を設定することがより効果的であると述べています。
学習指導要領が示している内容を、音楽活動を通して具現化しているように思います。ホームページをご覧の皆様はどのように考えますか。
(2021.12.16)