教育スポーツアカデミー スポーツ講演会 開催
10月23日（土）八千代市教育委員会会議室にて、第３回 研修会「スポーツ講演会」が行われ、元ロッテマリーンズの丸山一仁さんに「できる習慣」の作り方 をテーマにしたお話を伺いました。
丸山さんが、野球をするきっかけは小学校4年生の頃の夏の甲子園です。松山商業と三沢高校が決勝戦で延長再試合になるのを見ていて、愛媛県の松山商業を応援しました。相手の三沢高校のエースが太田幸司さんで、それから野球に興味が沸いて、「甲子園に行きたい」というのが夢になったそうです。
愛媛県の出身で、上浮穴高校から近畿大学を経て、1982年のドラフトで当時のロッテオリオンズに入団。7年間の現役生活後もロッテオリオンズ球団に留まり、球団広報、二軍コーチ、フロント業務、営業など、幅広い職域を歴任し、現在は これまでの経験を活かし「スポーツコミュニテイスクール」創設を目指し、子どもたちのスポーツ育成活動に寄与されています。
講演では、「愛媛の田舎からプロ野球選手」など「なれるわけはない」と思っていた「町民の夢」を実現させた「プロ野球人生を振返り」ながら、目標設定のし方、物事の楽しみ方、幸運のつかみ方、悔いのない人生とは、夢実現のための考え方など、ためになることをたくさん拝聴することができました。
ロッテオリオンズに入団し、「一軍に上がるまでの努力」や「二軍コーチでの選手育成」、「金田監督やバレンタイン監督を通した」広報担当時代、様々なエピソードと共に語られ、そんな丸山さんのメッセージとして印象に残った一つに「幸運のつかみ方」があります。
・自分自身が「物事に一所懸命」に取り組むこと
・誰かがどこかで必ず見ている。「やり続けることが大切」
・自分の為だけにするのではなく、「自分の為に」、世のため、他人のために「できることに」努力する
・好奇心のある人
・自分で考えてことを質問してくる人
・没頭できる人
・即断即決ができる人
・「自分の為」だけでなく、「自分の為に行動する人」
・チャンスを楽しめる人
・ものまねがうまい人
・練習に探求心のある人
このほかにも、小学生へのボールの投げ方の指導、少年野球で保護者への接し方などの質問にも丁寧に演技しながら答えてくれました。
これまでの野球を通して学ばれてことを総括して頂ける様な、元気の出る講演でした。
最後は希望参加者と一緒に記念撮影。参加者にとっては、力強さを与えていただきました。
（講演会報告＆写真 坂本）