今週のコラム
第22回 「私の推薦図書」 志賀祐子
長く続くコロナ禍 で 、趣味とまでは言えないものの夢中になった読書。教員として必要な考えを深めるためだけではなく、タイトルを見て惹かれた本を手に取り、時間を費やした。その中でも、2021年度に心に残った本を5冊紹介したい。
1冊目 「まんがで知るデジタルの学び」 前田康裕著(さくら社)
背筋がピンと伸び、「教育は面白い」と改めて思えた一冊。
2冊目 「妻から哲学」 土屋賢二著(文藝春秋)
怒れる妻。悩む夫。倣慢な妻。悟る夫。結局許せてしまうすばらしさ。
3冊目 「待ってくれ、洋子」 長門裕之著(主婦と生活社)
「洋子の中の何かが、手のひらから、指の間からぽろぽろとこぼれていく。
俺は一生懸命それを拾い集めて洋子の手に戻そうとするんだけど、落とす速度が速すぎて、おっつかないんだ。」(本文より)
4冊目 「#駄言辞典」 日経×woman編(日経BP)
心を打つ「名言」心をくじく「駄言」言われてカチンとくるけれど、きっと自分の口からの出ているのだろうな。
5冊目 「働く人改革」 沢渡あまね著(インプレス)
業務を「減らす」こと以上に大切にすべきは、主役である「働いている人間」。どうしたら?
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