今週のコラム
第24回 「健康とは自分を知ること」 沼澤 賢
健康とは、自分自身を知る第一歩であり、それが幸せをつかむ一つの要因である考えます。そして、人間は、自分がどのように過ごせば健康であるかということをもっと知らなければならないと思います。それは、自分との対話であり、自分への優しさであると言い換えることができます。そして教員という職業は、「自分の健康」について、知らなければなりません。そして、子供たちの健康についても敏感でなければなりません。もちろん、生まれつきや長年体を酷使し続けてきた結果、健康を損なうこともあります。健康でいることが突然失われることがある以上、やっぱり元気でいることが大切なのではないでしょうか。 教員一人一人が、ベストな状態で子供たちと接することができれば、それだけで、教育効果が上がると考えます。だからこそ、自分の健康について考えることが大事になってくるのです。
一般的に言われる健康法は、うまくいくこともあれば、いかないこともあるのは、百も承知です。筆者自身も、色々な健康法について手を出してきましたが、うまくいきませんでした。一般的なものは、あくまでデータを平均したものであり、自分自身に効くがどうかは定かではありません。ですから、結局のところ、自分自身で効果の是非を見定め、「これは、いい」と思えるものは、見つけ出さなければならないのです。それは、差し詰め「セルフ人体実験」と言っても言い過ぎではありません。その行為が自分との対話であり、確たる証拠でもあるのです。「今日は、○○した、だから気持ちがいいぞ」「いつもより体が軽いぞ」というのを、継続させることが大事なのです。そういった意味では、自分知ることとも言えるでしょう。
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