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 今週のコラム  

 

第27回 30代の健康法(心の健康) 小吹耕平

 体の健康も大切ですが、それと同じくらい、いやそれ以上に心の健康も大切です。先生という職業はとても楽しく、やりがいのある仕事ですが、精神的に辛い時期もあります。そんな時にいつも心の支えになるのは家族です。帰宅をした時に、家族が笑顔で迎えてくれると心の疲れも吹き飛びます。毎日家族が笑顔でいてくれることが自分にとっての心の健康です。
 しかし、そうでない日もあります。毎日の育児や家事は私が想像しているよりも大変で過酷です。たくさんの悩みや不満を抱える中で、毎日笑顔で迎えてくださいというのは妻にとって難しい話です。毎日、妻と子どもが笑顔で過ごすためにはどうすれば良いのだろうか。
 子どもができてから感じることがあります。それは、夫婦2人の時間がとても少ないということです。2人の時間が減ると、自然と2人の会話も減ってしまいます。解決の糸口はここにあると考えました。
                 
      
 夫婦の会話を増やすために意識していることは、子どもが寝た後は、2人の時間としてお互いが過ごすということです。自分がやりたい事をするのではなく、夫婦でやりたい事をします。テレビを見たり、デザートを食べたり、週末の過ごし方を決めたりします。その中でも、週に一度だけは家族会議を開いています。内容は、「嬉しかったこと、できたこと」「困ったり悲しかったりしたこと、相談したいこと」です。週に一度はしっかりと振り返ることで、お互いの悩みや不満を共有して、解消に向けて行動することができました。
  夫婦の会話を意識し始めてから、家族はさらに笑顔で過ごせるようになりました。話し合える時間があるということが、お互いの心の余裕を生むこともわかりました。  

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